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チキンラーメンの歴史と朝ドラまんぷくの関係

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チキンラーメンの歴史と朝ドラまんぷくの関係

チキンラーメーンの創始者は言わずと知れた安藤百福(あんどう ももふく)さんですよね♪ NHKの朝ドラまんぷくでは「立花萬平」という名前で登場していますが、そのモデルとなっているのが、安藤百福さんです。

 

そして安藤サクラさんが演じる「立花福子」さんが、百福さんの奥さん「安藤仁子」さんとなるわけですが、同じ苗字の「安藤」が付くところに何となく運命を感じてしまうところでもあります。

 

そんな実在の人物をモデルとして出来ているNHKの朝ドラ「まんぷく」ではありますが、実際には脚本家の福田靖さんのオリジナル作品でありノンフィクションではありません。 登場人物や団体名などは改称されていますのでそのまま覚えてしまうと、勘違いしてしまいますので注意が必要かもしれませんね(^^;

 

また朝ドラまんぷくでは、激動の時代を共に戦い抜いた夫婦の愛の物語として大胆に再構成してあるそうです。 なので、その辺りを踏まえて楽しく視聴するのがベストな感じであります。

 

では、チキンラーメンの歴史を辿ってみたいと思います。

 

チキンラーメンが生まれたのはいつ

昭和33年8月25日です。

 

チキンラーメンを開発した人は誰

日本統治時代の台湾に生まれた安藤百福さんで、カップヌードルの開発者としても知られています。 また日清食品(株)の創業者でもあります。 1996年(昭和41年)には日本国籍を取得していますが、元々は台湾出身の方になりますね♪

 

チキンラーメンを開発した理由

連ドラでも放送されていますが、戦後の焼け跡の屋台に、一杯のラーメンを求めて長い行列を作る人々の姿が脳裏から離れず「もっと手軽にラーメンを食べられないものだろうか」という思いから開発がスタートしたそうです。

 

その時に課した条件が下記の様になっています。

 

    • おいしくて飽きがこない
    • 簡単に調理できる
    • 保存性がある
    • 安価である
    • 安全で衛生的である

チキンラーメンの開発で生まれた「瞬間油熱乾燥法」

家庭で簡単に調理ができるように、お湯を掛けるだけでラーメンが出来る様に考えたのは良いけれど、お湯をかけると味が抜けてしまったり、麺がふにゃふにゃになったり、高野豆腐の様に元通りに戻らいところがとても苦労した様ですね。

 

そんな時、夕食のてんぷらを揚げているところをみて閃いたのがこの「瞬間油熱乾燥法」だそうです。 何でも、てんぷらの材料を油の中に入れると水分が飛んでいくことからラーメンも同じではないか? と考えて、実際にやってみると水分は蒸発しラーメンに無数の穴が空いていて、お湯をかけるとその穴から麺全体にゆきわたり、基の状態に戻った。 というのが始まりの様です。

 

つまりこれが、今でいう「油揚げめん」になりますが、油で揚げて麺を乾燥させる。 という発想がとても素晴らしいですよね♪ ちなみに、現在主流の「ノンフライめん」は、油であげずに、80℃前後の熱風で乾燥させて作っているそうです。 これを熱風乾燥めんといいます。

 

チキンラーメンの名前の由来は

連ドラまんぷくでは、福ちゃんと満平さんの名前をもじって「まんぷくラーメン」と称されていますが、実際には、チキンのエキスが入っているから、そのままチキンラーメンにしたそうです。 単純ですが、シンプルで覚え易くて良いですね♪

 

以上、「チキンラーメンの歴史と朝ドラまんぷくの関係」でした。

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